ユネスコ世界ジオパーク

ユネスコ世界ジオパークは、41か国147ヵ所あります。(2019年4月現在)
そのうちの9ヵ所は、日本にあります。

アポイ岳ユネスコ世界ジオパーク

世界ジオパーク認定:2015年、ユネスコ世界ジオパーク認定:2015年

メインテーマは「地球深部からの贈りものがつなぐ大地と自然と人々の物語」。日高山脈は約1,300万年前に起きた、2つの大陸プレートの衝突によってできました。その衝突の際、地殻の下にあるマントルの一部が突き上げられるように地上に現れたのが「幌満かんらん岩体」、つまりアポイ岳です。アポイ岳周辺には、地球深部のマントルの情報をそのまま持っている新鮮なかんらん岩が広がっており、世界的に注目されています。

 

洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク

世界ジオパーク認定:2009年、ユネスコ世界ジオパーク認定:2015年

約11万年前の巨大噴火でできた洞爺湖、約2万年前の火山活動でできた有珠山など、繰り返される火山活動により変動する大地の姿を体感することができます。また、縄文の人々の暮らしが分かる遺跡やアイヌの人々の生活の証なども多く残され、火山と共生してきた人々の歴史を見ることもできます。

 

伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク

ユネスコ世界ジオパーク認定:2018年

テーマは「南から来た火山の贈りもの」。3つのプレートがひしめき合う本州で、唯一フィリピン海プレートの上に位置する伊豆半島は、約2000万年前には、数百kmも南の海底火山群でした。フィリピン海プレートの上にできた火山島は、プレートとともに北に移動。やがて本州に衝突し、現在のような半島の形になりました。約60万年前のできごとです。その後もプレートによる地殻変動、火山活動が続き、美しい景観や温泉、深い海など、独特の自然環境を生み出しました。豊かな自然に惹きつけられた人々は、そこに住み、文化と歴史を育みました。

 

糸魚川ユネスコ世界ジオパーク

世界ジオパーク認定:2009年、ユネスコ世界ジオパーク認定:2015年

日本列島誕生の秘密を解くカギがあります。その昔、日本列島がアジア大陸から離れる時にできた巨大な裂け目がフォッサマグナです。フォッサマグナの西端には大きな断層があり、これが日本列島の東西境界、糸魚川-静岡構造線です。まさにその境目がフォッサマグナパークで見学できます。晴れた日には、美山公園展望台から、山々が断層に沿って削られてできた雄大な谷地形が一望できます。

 

山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク

世界ジオパーク認定:2010年、ユネスコ世界ジオパーク認定:2015年

山陰海岸国立公園を中心として、東は京都府京丹後市から、西は鳥取県鳥取市まで、京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市、香美町、新温泉町)、鳥取県(岩美町、鳥取市)の1府2県3市3町にまたがり、東西約120km、南北最大約30kmに渡って広がっています。約2,500万年前の日本海形成の時代から現在に至るまでの過程を知ることが出来る貴重な地質や地形が数多く見られます。

 

室戸ユネスコ世界ジオパーク

世界ジオパーク認定:2011年、ユネスコ世界ジオパーク認定:2015年

高知県東部の室戸半島に位置し、面積248.20km2の室戸市全域が範囲です。新しい大地の形成や変動する地球のダイナミズムを実感でき、プレートテクトニクス理論を陸上で初めて実証した四万十帯(付加体)の地質や、地震隆起と海水準変動によって形成された海成段丘など、詳しい研究がなされています。国の天然記念物に指定されている室戸岬亜熱帯性植物樹林及び海岸植物群落も特異な景観をつくっています。

 

隠岐ユネスコ世界ジオパーク

世界ジオパーク認定:2013年、ユネスコ世界ジオパーク認定:2015年

日本海西部の離島のユネスコ世界ジオパーク。日本海と日本列島形成の歴史を記録した岩石をはじめ、第四紀の環境変動の結果生み出された独自の植生や、隠岐の地史・地理・地質が生み出した自然環境に最適化した文化、日本海の離島という地理によって育まれた歴史などが狭い島の中でコンパクトに見られます。

 

阿蘇ユネスコ世界ジオパーク

世界ジオパーク認定:2014年、ユネスコ世界ジオパーク認定:2015年

阿蘇ユネスコ世界ジオパークを象徴する世界有数の巨大カルデラは、数十万年にわたる火山活動でつくりだされたもの。約9万年前に起こった凄まじい噴火による降灰は日本全土を覆い、火砕流は海を越え山口県まで到達しています。その巨大噴火の発生地を訪れ、その凄まじさや日本、人類への影響などを体感することができます。

 

島原半島ユネスコ世界ジオパーク

世界ジオパーク認定:2009年、ユネスコ世界ジオパーク認定:2015年

日本の西端、九州の長崎県南部に位置しています。島原半島は3市(島原市、雲仙市、南島原市)の行政区域で構成されており、周りは海に囲まれ、中心には雲仙火山がそびえています。島原半島の北西部は雲仙山系とそれに連なる穏やかな丘陵地帯、及び海岸沿いに広がる平野部からなります。東部は雲仙火山のすそ野が海に伸びた傾斜地、南部はゆるやかな地形となっています。雲仙火山の噴火が引き起こしたたび重なる災害とそこからの復興、火山がつくりだす恵みや様々な地形と人との関わりを楽しみながら学ぶことができます。